松田俊哉展
2013 2月13日(水)−23日(土)
11:00 - 18:30 会期中無休
松田さんはキャンバスや板に塗り重ねたジェッソを研いた 真っ白で堅牢な下地に鉛筆で描きます。
濃淡の鉛筆の細かい線や点が形作っていく仮想の絵画世界のイメージは 松田さんの記憶の底にある様々なものが混ざった時間不在の風景であり 過
去へ遡行する風景でもあります。
独自の世界観や宇宙観によって構築されているモノクロームの画面からは水墨山水画にも通じる深遠な空間が感じられます。
白い風 ジェッソ・鉛筆 6F
作家略歴
- 宮崎市に生まれる
- 宮崎大学教育学部美術科卒業
- 筑波大学大学院修士課程芸術研究科絵画修了
- ウイーン国立造形美術大学絵画科留学〜94’2
- 国士舘大学文学部赴任(〜現在)
マイスターシューラー賞(ウイーン国立造形美術大学)、二紀展二紀賞、同人賞、青木繁記念大賞展 特別賞、リキテックスビエンナーレ智内兄助賞、伊豆国際美術展 大賞、損保ジャパン美術財団奨励賞、絵の現在展 銅賞受賞。
数多くの個展(ブルーノ・ゴラー・ハウス[ドイツ]、宇都宮東武美術館、日本画廊、アトリエスズキ、東京芸術劇場展示室)
多くのグループ展を行う。
現在 二紀会会員、国士舘大学教授。