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当代中国四人

2013年4月5日(金)〜13日(土)
会期中無休 11:00 - 6:30

20世紀 80年代後半以来、中国美術の“現代化”の潮流がたびたび世界 の注目を浴びた。そうした話題沸騰の“主流”と異なり、美術教育の現 場では、高い描写力を重視する写実絵画がもうひとつの暗黙の“主流” として今日も流れ続けている。中国の美大の学長や教授を務めているこ の四人の作家は、まさにこの後者の“主流”の中で、その流れの今日的 正当性と可能性、そして自身の中国的表現を探求している。それぞれの 作品は、己の内外に存在する真実と向き合い、それぞれの誠実な精神の 深掘りがうかがえる。
王 舒野

左から王明旨(山雨 油彩 61×50cm)・馬一平(魯朗 油彩 60×80cm)
王建彬(風景(1) 水彩 40×40cm)・郭維新(裸女 油彩 40×30cm)

作家略歴

【王明旨 WAN MING ZHI】

  1. 中国生まれ。 清華大学校務委員会副主任、中国美術家協会顧問、清華大学美術学院教授、政府特殊待遇の専門家。元清華大学副校長(副総長)、 清華大学美術学院院長(学長)、中国美術家協会副主席。

【馬一平 MA YI PING】

  1. 中国生まれ。 四川音楽学院成都美術学院院長(学長)、同学院教授、中国美術家協会会員、政府特殊待遇の専門家。元中国油画学会常務理事

【王建彬 WANG JIAN BIN】

  1. 中国生まれ。四川音楽学院成都美術学院准教授、 中国美術家協会会員。

【郭維新 GUO WEI XIN】

  1. 中国生まれ。四川音楽学院成都美術学院准教授。

各人、数多くの個展・グループ展を行っている。

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